はじめに
新しいことを始めるとき、勉強や仕事をするときなど、気分が乗らずやる気が出ないときでも、行動することが重要です。
しかし、やる気が出ないときに行動するのは簡単なことではありません。
本記事では、やる気が低下しているときでも行動できるようにするための実践的な方法について紹介します。
はじめの一歩
はじめの一歩として下記のような方法があります。
- 行動・目標を分割する
- 行動を自動化する
- すぐに取り組める状況を作る
それでは詳しく解説していきます。
行動・目標を分割する
健康改善のためにできることで思いつくものは何でしょうか?食事改善・運動・睡眠など様々なものが思いつくのではないでしょうか?
ただし、これを一気に全部やるとなるとできそうにないと思う人が多数ではないでしょうか。ただし、運動だけやってみるとしたらどうでしょう。筋トレをやる、ランニング/ウォーキングをするでも手段はなんでも問題ありません。
腕立てをとりあえず10回だけやってみる。家の周りを少し散歩してみる。これであればできそうと思えてきます。
最初は小さな一歩(スモールステップ)で問題ないです。大きな目標を達成するまで達成感がないよりも、小さな目標で達成感を味わいながら進める方がモチベーションが上がります。
大きなハードルを越えるのではなく、小さなハードルを1つずつ乗り越え、それを積み重ねることで最終的な目標を達成しましょう!
行動を自動化する
毎日歯を磨いたり、お風呂に入ることは意識することなく多くの人が続けられていることです。この習慣化するということは仕事でも応用ができます。
仕事始めにまずメールのチェックをする、今日のタスクを確認するなどすでに身についている仕事のルーティンはないでしょうか?
そのルーティンの中に新しいことを付け加えるだけで習慣化しやすくなります。
これは『if-then(イフゼン)』という考え方です。
- 仕事を開始したら、メールをチェックする
- ご飯を食べたら、歯磨きをする
- 22時になったら、本を読む
このように if をトリガーにして新しいことをやると決めると習慣化しやすくなりますので、現在ある習慣にちょい足ししてみてください。
仕組化することでやることを明確化することで、人は動きやすくなるので仕組化の構築もよい手でしょう。
すぐに取り組める状況を作る
毎朝ランニングをやると決めても続かないということがよくありました。
これはランニングウェアを着て外に出るということが面倒だなと考えることが多かったです。これが原因であれば、着替えなくてもすぐにランニングできる格好で寝ればよい解決します。
これはメル・ロビンが提唱している「5秒の法則」に基づき、習慣化するために効果的であるといえます。
「5秒の法則」とは、「5秒以上考えるとやらなくてもいい理由を考え出す」というものです。やらない理由を考える前に行動できるという状況を作り出し、習慣化の一助としてください。
まとめ
やる気が低下しているときでも行動するためには、目標を小さく設定したり、行動を自動化したりするなどの方法が効果的です。自分に合った方法を見つけて、行動する習慣を身につけましょう。